バルトーク編曲の話

来年のNABEOは山形なので、皆さん、ここで山形県の方言を予習しておきましょう。地元民以外とは絶対に方言で話さない私が言うのもなんですが。あるいはわかりやすいところでは冨樫義博の傑作『レベルE』の3巻、野球部の話を読んでいただくのがいいかもしれません。

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今回のNABEOは、まずトランペットが1人しか出られないというかつてない非常事態に陥りました。当初は10重奏の大編成を想定していたため、いろいろとあたってみたのですが全滅。無理を言ってARSのIさんにトラをお願いして、かろうじてトランペットが2人確保できました。この機会だから、とだめもとで以前から気になっていたヒダシュの7重奏を提案。それが通り、あとはトランペット2人でもできる何か短めの5重奏をということになったのですが、そんな曲はどこを探しても見つからず(バーンスタインのとかあるにはあったんですが、短期間でやるには厳しいと判断)、悩んでいたところにmihaさんの蔵書からバルトークの6重奏を発見。音出しをしてみるとなかなか好感触。しかし3曲3分くらいで終わってしまうため、ヒダシュとのバランスが取りづらい。考えた末、私がもう3曲を新たに編曲することで落ち着きました。

編曲の内容について。出版譜のほうの編曲者S氏はけっこう厚い響きを志向していて、私の編曲した後半3曲はあまり厚く書いていません。曲の出自を考えると、メロディは極力1人に任せたいというのが頭にあって。今回の「バラード」なんかはトロンボーンよりもホルンの中低音域のほうが鄙びた雰囲気を出せるだろうと思ってああいう書き方にしました。前半3曲はユニゾンを減らすなどしてちょっと薄くしてみたのですが、前半3つと後半3つでなにかばらつき・違和感があったとすればそれは私の責任も大きいので反省したいところであります。でもヒダシュはともかくバルトークは来年の定期でもやってみたいなあ。前半3曲はもうちょっと手直ししたいのと、曲を追加あるいは入れ替えしたいというのはありますが。バルトークに乗った皆さん、いかがでしょうか?

それと、乗り番の都合により、バルトークとヒダシュを合わせた演奏時間が15分を余裕でオーバーしてしまい(3団体目でいきなり15分押しになったと聞きました)、他団体の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びします。舞台セッティングの愛媛ウィンドの方々がかなり慌しく動いていらっしゃるのを見て、申し訳なく思いました。

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なんだか懐かしくなって昨年のクレンツェ本番(10月下旬だったからもうそろそろ1年)の録音を聞き返してみました。

来年はまた演奏したいです。
by mako_verdad | 2008-10-13 17:49 | 演奏活動 | Comments(0)

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。