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1/26練習メモ

酒のせいか、早起きしてしまいました。昨日「ローマの祭り」を練習したので、「祭り」つながりでO.リードの「メキシコの祭り」を聞いています。いい曲だ…

今日は掃除洗濯買い物などして午後は新響を聞きに行きます。トロンボーンの後輩T君が「春の祭典」のトップを吹くそうで。芸劇大ホールに行くのは実に久々、楽しみです。

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昨日の練習のことなど。

朝:FBE。トロンボーンのもう一人のトラ、Oさんが来てくれました。C大の現役の方です。今回、トロンボーンはトラ2人を含めた5人体制です。それにしても遅刻が多い…うーん。人が揃わないってわかってる時にさらに遅刻というのは、著しくやる気が削がれます。土曜の朝という、結構行くのがめんどくさい時間帯にあえて集まろうとしてるんだから、もうちょっと有効に使いたくありませんか。

昼:オペラ。パリアッチで3時間半。弦楽器の人数が少ないのですが、皆さん上手いのでよく鳴ります。この演目は去年もやったのでさほど怖くはありません。技術的には全然追いついていませんが。でも、一番最後のところ(早回しでユニゾン)は前よりも吹けるようになりました。スライドトロンボーンを想定していないパッセージの難しさよ。2回目ということで曲のことがよりわかってきたからかもしれませんが、パリアッチがかなり好きになりました。特に間奏曲が好きです。たぶん、この間奏曲は殺人者へと変貌していってしまう座長のどうしようもない怒りと悲しみを表現しているんでしょうけど、転調して明るくなったところの美しさはたまりません。それでもどこか悲しげなのは、その後の一座の避けられない運命を暗示しているかのようです。間奏曲にはトロンボーンの音符が3個くらいしかないのがちょっと残念。その他の部分ではかなり活躍しますが。

夜:シンフォニカ。ブラームス→レスピーギ。ヴェルディはやりませんでした。ブラームス、第1楽章はやっぱり難しいです。6拍目と1拍目に音符があるところ(楔を打つ、みたいな感じでしょうか)、まだ慣れません。コントラバス、コントラファゴットと一緒に吹く長い音符も、去年アマデウスでやった時よりだいぶ自信を持てるようになりましたが、それでもこれだ、という吹き方が見つからない。シンプルな音なのに。こういうところこそこだわりたいと思いますが、迷ってます。第2楽章終わりのコラールはかなり小さく吹かないといけなくなり、普段練習用ミュートでしか吹かないことの悪いほうの影響が出てしまいそうで怖いです。レスピーギのほうは、体力を温存しておけば大丈夫でしょう。たぶん。まだまだ、自分の技術的には問題ありなのですが。2曲目の、トランペットがハイDまで上がるところは「トロンボーンはかなり大きく」と言われたのでその通りにしてますが、それを易々突き抜けていくIさんのトランペットは強烈です。凄い、と言わざるを得ない。

普段オケを聞くときは、やっぱりというか、どうしてもというか、トランペットに最も注目します。自分の中では、「憧れの楽器」「難しくて絶対に吹けない楽器」なんでしょうね。しつこく書いてますが一番最初に手にした金管楽器はトランペット(3ヶ月がんばったけどまるで音が出なくてクビに)だったので。

別に他の楽器に転向させられたことを恨みがましく言いたいわけではないです。その後ユーフォニアム→バストロンボーンと、極端に挫折することもなく楽器が続けていられるのですから、あの時の先生の選択は私にとっては正しかったわけで、言い尽くせないくらい感謝しております。そのままトランペットを続けていたら、きっと中学校で楽器人生は終わっていたでしょう。

ちなみに、トランペットから転向する時に(もう16年も前か…)、ユーフォニアムかトロンボーンを選ぶように言われましたが、当時ユーフォニアムパートは全員男子、トロンボーンパートは全員女子(うち幼馴染2人)で、なんか恥ずかしかったのでユーフォニアムを選びました。

人前で手を繋ぐのって、とてつもなく恥ずかしいじゃないですか。
by mako_verdad | 2008-01-27 07:57 | 演奏活動

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


by makorim