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FBE第6回定期

FBE本番。

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Fireworks Brass Ensemble 第6回定期演奏会
2007年6月9日 かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
【プログラム】
ジェルヴェーズ フランス・ルネサンス舞曲集
メンデルスゾーン 2つの聖歌
モーツァルト 歌劇『魔笛』序曲
バッハ ブランデンブルク協奏曲第3番
デュボワ ファンファーレ形式による前奏曲
グリーグ 「2つの悲しき旋律」より「春」
ベーメ 6重奏曲
バチェラー バルカンの踊りと歌
(アンコール)
シベリウス 悲しきワルツ

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どうなることかと思った1年でしたが、どうにかはなったんでしょう、おそらく。そのへんは客席にいた方々に判断していただくとして。何も知らない人には、我々の環境がめちゃくちゃ大きく変わったとか岐阜や静岡から練習に来ている人がいるとかプリンスがアメリカに行ってラッパを4人で回さなきゃいけなくなったとかそんなことは関係ないですので。個人的状況としては昨年と同じく1曲(ベーメ)降りで、普段楽器を吹く時間が大きく減ったにしては体力的にはあまり問題を感じなかったのですが、アンコールでやや気が抜けてしまった(リラックスしていたというわけでもない)のが悔やまれます。

前半、いつも演奏会の1曲目というのはすごく緊張して(からだにも楽器にも全然息が入ってないのが演奏中に実感できる)ろくな結果にならないのですが、今回の1曲目のオールドフレンチではあまりそういうことがなかったのは、やっぱり本番回数をそれなりにこなしてきて慣れているからでしょうか。なぜかフランスのお城でやったときは全然緊張しなかったし。メンデルスゾーンはF団長の判断(冒頭などをトロンボーン4重奏に書き換える)が功を奏した部分が大きく、けっこう長いこと同じメンバーでやってきたからこそ可能なんだろうなと思いました。話題は飛ぶけどF団長結婚おめでとう。魔笛は全体的にやや暴走気味。前半は異様なまでにクラシカルなプログラムで後半との差をいろいろつけたいと思っていたのですが、ちょっと叶わず。バッハは最後までさらいきれない部分があって手に余る感じでした。減5度の跳躍がまったく歌えず(当然、ちゃんと吹けてはいない)。それでも、全体を壊すことのないぎりぎりのところまでは持っていけたかなと思います。

後半、ファンファーレはトップのIさんが直前まで最後のハイトーンでいろいろ悩んでいたようですが、Tカダお兄さんのドーピングマウスピースによって解決していました。もうちょっと外向きにエネルギーを発散できるとよかったかもしれないです。ちょっと内向的なファンファーレではあるのですが。もう2曲あるので、いつかやってみたいです(デュボワ好き)。グリーグはpppとかになるととたんにびびる情けない自分を再発見できて非常に有益でした。でもきれいな曲ですよね。北欧の作曲家ということではシベリウスやニールセンと比べて正直グリーグをナメてました。すみません。ベーメは裏で鑑賞。メンバー6人中5人がつくばのストイックなメンバーで(朝6時から合奏するとか私にはできない)、このメンバーだからこそあんな難しい曲ができたんだろうと勝手に思ってます。最後のバルカンは昔フェスタでもやったし自分のパートはそんなに難しくなかったんですけど(昔とは違って「決め所」を設定したりされたりしてみた)ホルンやテューバはしんどいですよね、この曲。アンコールは私の編曲を強引にねじこませていただきました。グリーグだけじゃなくてシベリウスのメモリアルイヤーということで。すごく静かにその上短調で終わる曲なので「もっと派手な曲を入れたら」と言われましたが、ごめんなさい、準備する時間が全然ありませんでした。本当はカレリアの行進曲とか入れられれば良かったんでしょうけど。でも、静かに終わるのも結構いいんじゃないかと思ってます。

終演後はI先生に8ヶ月ぶりのご挨拶。だいぶやつれた感があるのですが大丈夫でしょうか。それから毎回聞きに来てくれるホルンの後輩、パシルリスパーク君。非常にありがたいです。

打ち上げはいちばん料理が少なくて安いコースにしたのに料理が余っちゃいました。ですかね。結婚の発表が2件(T口さんのだんなさんも喋ってたので3件?)。うち1件(Uさん)は少し前にみんな知っていたのですが、F団長のほうはまさに電撃発表でした。同期で、もう非常に長い付き合いなので(アンサンブルは小さいものまで含めると9年一緒にやってますね)感慨深く、祝福したい気持ちでいっぱいなのですが、お相手のお名前を聞いた時、非常に不謹慎で失礼ながら「中年キラー」という単語が頭をよぎってしまいました(37歳くらいの方を中年と言ってはいけないのでしょうけど)。彼女はオケに入団したときから同年代よりも中高年方面の方々にやたら人気があったのです。1次会では真面目な話をしました。珍しく。そのことは後述。2次会は昨年も行った沖縄料理の店で、パパイヤの味噌漬けが美味しかった記憶がかすかにあります。さらにやめときゃいいのに3次会は男4人で中華料理店。さんざん食ったのにラーメン終止をしてしまいました。あまり記憶がないのですがものすごくバカな話とか昔のゲームの話とかをしていたような気がします。ホテルに戻ったのはたぶん3時半くらいで、そのまま布団に倒れていました。起きたら8時半で焦りました。ちなみにフェスタの練習に遅刻してしまったのはバス停を間違えたからです。遅刻しない時間設定だったのですが、誤算でした。

ここまでは当日だけの話。

で、さっき「後述」と書いた部分。

もうずっと1年くらい、抽象的な表現しかできないのですが「もうどうでもいいよ」という感情と、「いやどうでもよくないよ」という、天使と悪魔ではないですが私の中には常に2つの相反する考えがあって、最終的には「どうでもよくない」方がちょっとだけ勝って、それで毎回練習に行っています。信頼できるメンバー各氏の力さえも及びません。これも抽象的な表現しかできないのですが、自分の目の前に何だか見えない壁があるような気がして、なかなかそこから外側に出られません。

でもまあ、ごく最近になって少しだけ前向きになったというか、私の現段階での考えはだいたい曲目解説に書いたことが全てで、どんなにボロボロになろうと、酷評されようと、もう来ないと言われようと、やめてしまえと言われようと、演奏会は継続していきたいです。「意地」とかそういうのではなく。

ずっと昔、ある先輩に言われたある侮辱的な言葉がいまだに引っかかっているあたりが「意地」っぽくてなんか嫌なんですけどね。
Commented by takei at 2007-06-14 22:19 x
私もよく「どうでもいいよ」と思うことがあります。レヴェルはだいぶ違うと思いますが、そちらと共通するものも多少はあるのでは、と感じています。

少なくとも演奏は「どうでもよくない」部類のものだったと思うよ。
まあ、その辺は本人たちにしかわからないか。

Commented by Y堕 at 2007-06-24 07:23 x
>takeiさん

どうでもいいよなんて本当は思いたくないのですが、それをどうすることもできなかったのが今回でした。何なんでしょうね。

ということで(?)、ぜひ入団してください。
by mako_verdad | 2007-06-10 19:02 | 演奏活動 | Comments(2)

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


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