タプカーラを聞きに
2007年 01月 02日
新年早々風邪で新年の雰囲気を全く楽しめず、私には世の中一般への嫉妬心が蓄積されております。1月と2月で本番が3つもあるので気を抜かないようにしようとは思うのですが、何が起こるかは予測できません。
半年前の反省を踏まえ、交通事故にだけは遭わないようにしたいものです。
-------
伊福部昭氏の逝去からもうすぐ1年、今年は多くの伊福部作品が取り上げられることと思います。その中でも私の大好きなシンフォニア・タプカーラが演奏されるコンサートがあるので、なるべく足を運びたいと思います。
♪新交響楽団 第196回演奏会
2007年2月4日(日)14時開演 東京芸術劇場大ホール
指揮 井崎正浩
【プログラム】
ボロディン 歌劇「イーゴリ公」序曲
コダーイ 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
伊福部昭 シンフォニア・タプカーラ
♪伊福部昭音楽祭
2007年3月4日(日)15時開演 サントリーホール 大ホール
指揮 本名徹次
日本フィルハーモニー交響楽団
【プログラム】
第1部 プロローグコンサートとトーク 伊福部昭とヴィルトーゾ 「音楽の生まれる時」
二十五絃筝甲乙奏含交響譚詩 筝:野坂恵子 小宮瑞代
アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌 歌:藍川由美 ティンパニ:高田みどり
第2部 映画の世界 「映画人、伊福部昭を語る」 映像上映とのコラボレーション
ゲスト:高畑勲 富山省吾 熊井啓(予定)
SF交響ファンタジー 第1番
銀嶺の果て(東宝)-座頭市物語(大映)-ビルマの竪琴(日活)(新編纂)
「わんぱく王子の大蛇退治」より"アメノウズメの舞"
オーケストラのための 特撮大行進曲 (新編纂)
バンドのための「ゴジラ」マーチをオーケストラ化
第3部 管絃楽の響 「大楽必易」
管絃楽のための「日本組曲」
シンフォニア・タプカーラ
-------
ちなみに、シンフォニア・タプカーラはいくつかCDが出ていますが、私が聞いたことがあるのはごく一部で、その中で特に好きなのは「伊福部昭の芸術」シリーズに収録されているものです。このシリーズは生前からもう8枚も出ていて、いつか全部揃えたいものです。この演奏も日フィルですね。
今度の新響の演奏会では後輩のT田君がタプカーラに乗るそうで、この前ブルーメンの練習で会ったら「全力で吹いてもかき消されてしまう」と言っていました。すごそうですね。