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作曲活動

昔のベルリンフィルの録音などを聞くと、その演奏の激しさ(と、ある種の荒々しさ)に驚くことがあります。普段の演奏活動において、きれいにまとめようとすることも大事なのでしょうが、それを第一義にしてしまうとなかなか自分の外側にまで伝わらないものがあるのではないかと感じました。感覚のずれ。もしかして当たり前のことですか?

演奏活動をやっていて、いまだに掴めないのがバランス感覚です。このくらいではないかと自分で狙っても、ある団体では「でかすぎ」と言われ、ある団体では「全然足りない」と言われます。どうしたものか、何を信用すればよいのか。ここで「自分を信じる」という表現を用いることができたらいいのかもしれませんが、私にとって自分(の身体感覚)というものは最も信用ならないものです。

話は変わって、最近作曲などやっております。いよいよレパートリーがなくなったYFYのためにバストロンボーン3重奏曲を書いています。ちなみに今年は、残念ながらおさらい会におけるYFYの演奏はありません。他に色々やることがありまして。9月ごろに書くといってからずっと書けずにいたのですが、ある日夢の中でメロディが浮かんできたので意を決して書き始めた次第です。思えば作曲など11年ぶり、高校時代以来です。当時は、同じクラスだったM君(トロンボーン奏者、今は本職の作曲家?)に色々教わって音楽の授業で発表したりもしました。封印すべき思い出です。どんなものが出来上がるかまだわかりませんが、素人作品なので際物になることはほぼ確実です。来年末くらいに発表できればいいかと思っています。

だからというわけではありませんが、しばらく(2~3週間ほど?)更新をお休みします。最近は週1回くらいしか書いていなかったので、ほとんど同じようなものですが…
by mako_verdad | 2006-12-08 12:23 | 演奏活動

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


by makorim