関所を越えて
2006年 05月 02日
気がつけば次回Gの初練習(初回はペトルーシュカだけ)まで3週間ありません。ペトルーシュカにシンフォニックダンス、いずれもキレのよさが命。デニス・ウィック氏的には「スパイクの効いたしかも飾り気のある派手な音」と言うべきでしょうか。これがなかなか大変です(「タイコと一緒に楔を打つ」パターンが多い)。またTubaのK岡さん(この前のオペラでは、一発の短い音符でオケを支配するほどの存在感でした)の隣の席で色々と学ばせていただければと思っております。
というわけで、楽器が吹けない分、せめてスコアリーディングに力を入れます(アンサンブルのほうも)。日曜日にちゃんと音が出ますように。
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まだやるかどうか確定してはいないのですが、2000年の駒場祭で演奏して以来(メンバーはMP先輩とTバサ君と…あと誰だっけ…)、ずっともう一度やってみたいと思っていたガブリエリの「悪魔に憑かれた女」(4声)のスコアを昨日の深夜ガサゴソ探していたら、懐かしいものが出てきました。
2001年のオケの新歓合宿2日目(5月3日)。毎年、夜のコマに室内楽大会があるのですが、この年、金管セクションはまとめてミニコンサートのようなものをやったのです。先生から「新入生のために何か企画をやれ」とお達しがあり、急ごしらえながら合奏の合間などに練習しました。今もこういうことはやっているのでしょうか?以下、詳細曲目です。
フランク イントラーダ(金管10重奏)
チェイス 3つのワルツ(Trb3重奏)→これは同期3人でやりました。
ヴィンター 若いホルン奏者のための組曲(Hn4重奏)
ミュラー編 ドイツ民謡集より(Trb4重奏)
ハワース編 4つのスイスのメロディ(金管5重奏)
ヘイゼル ミスタージャムス(金管10重奏)
ラッパのトップは全部Takaくん(もうT王子と呼ぶのはやめにします)でした。全体的にはなかなか好評で、いつもストイックで評価の厳しかったファゴットの名手F君からも「面白かった」という評価をもらった記憶があります。私としては、チェイスのトリオが同期3人でやった曲ということで思い出深いです。