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K・B・P!

コントラバストロンボーンを買った。
ひょっとするとこれが人生最後の楽器購入になるかもしれない。

11月にオケの選曲があり、トロンボーン4管でコントラバストロンボーン(以下コントラ)を使用する曲に決まった。いずれはコントラを勉強してみたかったということもあり、これはチャンスだと思って楽器店に相談した。そうしたら、新品であれば多分2〜3ヶ月で入りそうなのがあるよ、ということで気長に待つことにした。

それから1ヶ月経った先月下旬、「急遽中古が入荷する」とのことで試奏に行った。ロメオ・アダチのコントラであった。ロメオ・アダチはトランペットのメーカーという印象があり、トロンボーンも作っていたとはほとんど知らなかった(かつてはウィーンフィルの奏者が使っていたりして、かなり評価は高いようだ)。そもそもどこの国の人?と思って調べてみたら、Romeo Adačiと綴るらしい。チェコ系だろうか。ドイツにある工房は随分前にExBrassと名を変えていたようだが、サイトを見たら「夫が亡くなったため閉業します」と書かれていた。

ロメオ・アダチのコントラには基調F管の他に、中指操作でB管、親指操作でEs管になる2つのセイヤーバルブが付いている。最初の試奏では、Es管はよく鳴るのだが、B管は鳴らしにくい印象を受けた。単純に、B管の方が長いからだと思う(B管のTubaと同じ長さになる)。また、2つ同時に引くとA管になるが、これは全く鳴らせなかった。今までF管の楽器なんか吹いたことがないから、まずはポジションを覚えないといけない。きっと「全く違う楽器」と捉えて取り組まなくてはならないのだろう。トロンボーン初心者だった頃に戻ったつもりで、じっくり時間をかけて練習していきたい。

マウスピースはいくつか試奏してみてWillie'sのBU Ⅱ KBにした。スタンダードで導入にちょうど良いとアドバイスされたこともあるが、これが確かに一番鳴らしやすいと感じた。しかし、Willie'sのラインナップを改めて見てみたけど、凄くたくさんの種類があるようだ。また、スタンドもK&Mの頑丈なものを購入。

ところで、この楽器は日本には数本しかないはずだということだった(営業部長Sさんも初めて見たとおっしゃっていた)。ロメオ・アダチの楽器はもう生産されることはないし、そもそもこの楽器が中古でお店にやってきたのも偶然が重なった結果らしい。色々な人の想いが詰まった楽器だと思っているので、これも何かの縁ということで大事に扱っていきたい。

思えば10年以上前に買ったタインのバストロンボーンもかなり古いもので、形状としては日本にこの1本しかないのではないかということだった。某プロオケで某先生が使用されていたものである。

タインを買った当時の記事はこちら→ https://mkoto.exblog.jp/3387189/
まだ文京区の冷房のないアパートに住んでいた頃の話。

楽器も所属団体も、良い縁に恵まれて本当にありがたい限りだと思っている。

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by mako_verdad | 2019-01-06 21:00 | Comments(0)

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


by makorim
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