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謎がいっぱい

譜面台が壊れてしまいました。

4年間使ったので、そろそろ替え時なのかもしれません。今週中に、まだクーポン券の使える某楽器店に行って、安いのを買ってこようと思います。この前はその店で1万円以上の高額な買い物をしてしまいましたが、今その製品はかなり役に立っていて、とても嬉しいです。

さて、パート譜をいただいたエルガーのエニグマ変奏曲とシベリウスの交響曲第7番、さっそく少し練習してはみたものの、エルガーはともかくとしてシベリウスは個人で練習をしても何が何だか全然わかりません。いまだにスコアにもついていけません。

なぜシベリウスはこういう風に書いたのかがまだよくわからないのですが、全合奏の中でバストロンボーンだけが全く違うタイミングで入るところが7箇所ほどあり(もっとあるかも)、合奏を乱してしまわないか今から心配で夜も眠れません。皆さんも、おひまでしたらトロンボーン3番の孤独な動きをスコアでご確認下さい(しかもCDではあまり聞こえません。聞こえてはいけないのでしょうか)。それから、先日の新年会でも話題になった、中盤以降pp~ppppで登場する、トロンボーン3本による謎の合いの手の8分音符。聞こえないCDすらあります。バーンスタイン/ウィーンフィルに至っては、楽譜に指定のないミュートをつけて吹いてます。音色を浮き立たせるためなのでしょうが、こんなことやっていいんでしょうか。

というわけで、今のところ謎だらけのシベリウス7番です。エニグマに至っては、タイトルそのものが「謎」です。これらの謎が、練習の過程でどのように解明されていくのかが楽しみです。解明されずに終わってしまったら、妄想が異常に膨らみそうで怖いです。
by mako_verdad | 2005-01-12 00:41 | 演奏活動

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


by makorim