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東大オケのマーラー5番

後輩と一緒に母校のオケの演奏会を聞いた。

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東京大学音楽部管弦楽団 第100回記念定期演奏会

2015年1月25日
サントリーホール

指揮:田代俊文

曲目
シューベルト/「ロザムンデ」序曲
シューベルト/交響曲第7番「未完成」
マーラー/交響曲第5番
(アンコール)
マーラー/花の章

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卒団してからこれまで、何度か定期演奏会を聞きに行った。以下の通り。

・第88回定期 ベートーヴェン「英雄」ほか

東京文化会館に2000人以上のお客さんが入った伝説の回。「英雄」のホルン三重奏に感動した。

・第90回定期 マーラー1番ほか

「4年生のときの1年生」だった後輩たちの最後の演奏会。後輩たちは自分の頃よりはるかに上手かった。

・第94回定期 ベルリオーズ「幻想交響曲」ほか

高関先生初登場の回。中プロのドビュッシー「イベリア」を初めて生で聞いた。

・第96回定期 マーラー1番ほか

再び高関先生。中プロはショスタコーヴィチ9番。マーラーのホルンとオーボエが素晴らしかった。



毎年メンバーが変わる団体における各回の比較などやっても意味がないことはわかっているが、今回のマーラー5番は最も良かったように思う。もしかすると各プレイヤーの技量などはそれほど大きく変わっていないのかもしれないが、オーケストラとしての一体感は、これまでとは一線を画していた。練習に裏打ちされた高い技量と音楽に対する情熱が見事に結実した演奏であり、細かいミスなどがあっても全く気にならなかった。

マーラーの5番を語る上で重要になってくるのはまずトランペットやホルンのソロであり、彼らの演奏も実に素晴らしかったわけだが、トロンボーン吹きの自分としては、やはり冷静・着実なセクションワークでオーケストラを支えていたトロンボーンパートの後輩諸氏を大いに賞賛したい。それはシューベルトでも同様の感想。バストロの2年生、S君の健闘が光った。

かつて自分が所属していた学生オケだから贔屓目に見ているのかもしれないけど、人生においてこんなに素晴らしい演奏が聞けることはそう何度もあるわけではない。マーラーの終楽章、最後に金管の輝かしいコラールが再び現れる場面(第2楽章ではこのコラールが途中で消えてしまう)では思わず目頭が熱くなった。

現役の皆さん、次回も楽しみにしています。

(エラそうなこと書いてますが、それなりに練習したはずの現役時代の自分の出来なんてまあ大したものではありませんでしたので、この記事も「知らないおっさんが勝手なこと言ってるなあ」くらいに思って頂ければ幸いです…)

この日はその後、トロンボーンカルテットの練習をみっちり3時間やって帰宅した。ライブでやる曲を全て(15曲)通したら頭が働かなくなった。加齢だろうか?

以上、練習、演奏会鑑賞、練習、ととても充実した一日でした。

【おまけ】

ホールには過去の定期演奏会のポスターが掲示されていた。自分の現役時代のものもあって懐かしかった。

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by mako_verdad | 2015-01-26 18:00 | 鑑賞活動 | Comments(0)

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。