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6月11~12日の盛りだくさんな話

【11日】

特に練習がなかったので、編曲譜面のパート譜作成、コピーなどに没頭しました。結局「おあそび箇所」は1つ追加したのみです。他にも入れようとしたけど、和音がおかしくなるのでやめました…。二食ホールの使用予定表を見たら、どうやら朝も夜もオケが使っているようだったので(昼は合唱団が使用)、おとなしくウォームアップミュートでさらったりしました。バルトークは臨時記号が多いので難しいです。夜、Y川竜王が泊まりに来るので夕食を作りました。2人とも眠かったので、話題も少なく、早々に寝ました。翌日2コマ練習だったし。

【12日】

朝、Festaの練習@森下。森下だと家を8:15に出ればよいので楽です(かつしかだと交通費もかかるし乗換えが面倒なのです)。さて、例によってトロンボーンは2人でした…が、待望の「今回一番やりたかった曲」の譜面を頂いたので、非常に燃えそうです。今のところ音源を2種類手に入れたのですが(『Brass!』のサントラと『プロムスラストナイト2003』のCD)、こういうコラール風の曲というのは久しくやっていないので、フレージングなど周りの経験豊富な方々に色々と勉強させてもらおうと思っています。そして来年のNABEOでやる予定の曲は、ひたすら頭打ちばかり。頭打ちも、和音をコントロールしなきゃいけないのでそれはそれで気が抜けません。微妙に音が低いし。

昼、Fireworksの練習@妙典。今日は9月の本番(3年ぶり2回目)に向けての選曲をやりました。結構メンバーが欠けていたのですが、あの曲(とWさんのアレンジ)はかなり薄くソリスティックな、つまり相当に奏者の実力を信頼した書かれ方になっているため、歯抜けの練習だと全く練習にならないです。ひたすら変拍子だし(なかでも、メロディが装飾音符だらけの1曲目が最難関?)。それでも悪戦苦闘して、ようやく指揮無しで通るようにはなりましたが…残った時間は色々な楽譜で遊びました。懐かしのスイスチューンやエドモンズ墓地のファンファーレ、オックスフォード、某恥ずかしい序曲など。ところで、この練習に急にこのBlogでもお馴染の「店長さん」がお見えになり(練習とも呼べない練習でなんだか申し訳なかったです)、貴重な資料をたくさん貸していただきました。最近色々な方から色々な好意の品をいただいているので、何かお返しができたらいいのですが、残念ながら何もできそうにないです。

夜、木管5重奏の演奏会鑑賞@目黒。練習が終わった後でそのまま行こうかと思いましたが、あまりにも荷物が多かったので、一度家に楽器その他を置いてからダッシュで向かいました。余裕で間に合ってしまいました。

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びゅーてぃふる 第四夜
メンデルスゾーン 木管5重奏曲第2番 イ短調 作品13
ドヴォルザーク 木管5重奏曲「アメリカ」 へ長調 作品96

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なんだかT大オケ(の木管)関係者がいっぱいいるような気がしたので、こそこそ前の方で聞いてました。私の前に座っていた4人組も、たぶん後輩なんでしょう。見たことはあるけど名前はわかりませんでした。演奏は私が言うまでもなく素晴らしかったのですが、アレンジを志す者としてはワルターの編曲手法は色々と参考になりました。また、日曜夜だというのに大盛況で、羨ましく感じました。金管アンサンブルにお客さんが来ないのはどうしてなんでしょうね(単に集客努力を怠っているだけ?)。また、思いっきり個人的な話なのですが、この「びゅーてぃふる」の演奏会は、本郷部室に初めてチラシが貼ってあった4年前から(金管アンサンブルより木管5重奏のほうに早く馴染んでいた私としては)ずっと行こうと思っていたのですが、本番だったり練習だったり何かと都合がつかず、4回目にしてようやく行くことができました。大きな達成感!それにしてもホルンは木管楽器とアンサンブルが組めるから羨ましいですね。U田さんは例によって滅茶苦茶上手かったです。「音そのもの」であそこまで聞かせられるなんてすごいことです。

私もバスクラリネットやコントラファゴットとアンサンブルしてみたいです。フルートやオーボエとはさすがに(音色的にも)全く合わないでしょうけど。あ、でもニールセンのフルート協奏曲はバストロンボーンがソリストの引き立て役になっているので、一応そういう例はあるのか…

終わった後は近くの店で飲みましたが、久々にUさん(バストロの先輩)とお話ししました。相変わらず地元オケでご活躍のようです。今度ツェムリンスキーの『人魚姫』をやるとか。マニアックですね。ところで、Uさんも私も、現役時代にチャイコフスキーの交響曲を演奏したことが一度もないという話になりました(私は「ロメオとジュリエット」だけなら3回くらいやっているんですけどねえ…)。Uさんの場合、1学年上にもう1人バストロの先輩がいたので、交響曲を吹いたのは2回だけ、ブラームスの2番とシベリウスの2番(この時本当はチャイコフスキーの5番になるはずだった?)だけのはずです。Uさんはその後チャイコフスキーの1番「冬の日の幻想」を吹く機会があったそうですが、あれは、トロンボーンは4楽章まで出番がなかったような気がします。チャイコフスキーにしては珍しいです。

チャイコフスキーはそんなに大好きだというわけでもないですが、「悲愴」は現役時代にやってみたかったですね。トロンボーンの同期が3人いたし、ラッパも2人いたし、テューバもいたし。だいたいその時はサマコンからして「ベートーヴェン7番vsブラームス1番」だったので、一応候補にあったチャイコフスキーの4番、5番なんてもうほとんど無視されてました。ちなみに定期は「ベートーヴェン3番vsオケコンvsマーラー5番」でした。

そんなわけで、一日中音楽漬けだったのでさすがに疲れました。脳がついていけません。こうなると、家ではもう何も聞く気になれないので、おとなしく寝ました。

#上に書いた「Y川竜王」の詳細について。昨年あたりから演奏活動(本番回数)がプロ並みの様相を呈しているY川氏を、この前のFestaの練習でT中やK嶋さんが「Y川プロ」と言ったのが始まりです。ボウリングのプロみたいです。先週T井さん、A馬さんと会食した時、他にどんな呼称がよいか考えてみました。私は将棋好きなので「Y川竜王」を提案しておきました。他に「王将」「名人」などがよいと思います。
by mako_verdad | 2005-06-14 07:40 | 演奏活動

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


by makorim