不確定
2010年 03月 15日
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昨日は昼からクレンツェの練習。
何回か書いたが、今回はショスタコーヴィチの「プレリュードとフーガ第4番」を取り上げる。一応、金管楽器でも譜面を何とか並べることができ(16分音符はない)、曲集の中ではシンプルな曲(?)なのだが、静かに、哀しげに始まる主題がじわじわと盛り上がっていく様は何とも言えない感慨を呼び起こす。と、まあそういう演奏にできればいいんだけど、今のところ、自分のことだけでいっぱいいっぱい。特に最後は体力不足のせいなのか何なのかそもそも音がうまく鳴ってくれない。まずはこれを克服しないと、情けなくてとても人様には聞かせられないなあ。
練習の度に落ち込んでいても仕方がないのだが、毎回自分の吹けなさ加減に悶々としながら帰る羽目になる。帰りの電車ではもはや何もする気になれず、ひたすら寝るか車窓からの景色をぼーっと見るかどちらかである。それでも、第1回(4年前)の、もっと悪戦苦闘していた頃よりはだいぶ前向きな気持ちで取り組んでいるので、実力のほどはともかくとして、それは進歩したところか。逃げ出さなくてよかった。
気合いを入れているつもりなので(宣伝も)、ぜひ多くの方に聞いていただきたい次第である。
終了後は武蔵野線ルートを使って練馬方面に移動し、Kさん宅での宴会に途中参加した(ごちそうさまでした)。持参したバストランペットはさっそく皆さんのオモチャにされていた。もう宴も終盤でまったりしていたところで、シンフォニカの第40回定期演奏会のDVDを鑑賞。マーラー7番。テューバのKさんからチケットをいただいていたのに、私が骨折による実家療養中で聞きに行けなかった時だ。なんであの時骨折なんかしてしまったのだろうと悔やまれる。DVDで聞く皆さんのプレイは輝いていた。
解散後、駅前の沖縄料理店に立ち寄って帰宅。
「春の祭典」のパート割りは決まらなかった。いや、ひょっとするとあの話の流れで決まってしまったのだろうか。
今週末は西国分寺にベートーヴェンの8番を聞きに行く予定。知らないオケの演奏は楽しみである。