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新年初練習

10年ぶりくらいにゲーム機(Nintendo Switch)を買った。といっても、RPGなどのゲームを本格的にやる時間も気力もなく、目的は筋トレである。あの大きなリングもヨガマットも買った。負荷軽めで設定したが、それでも鈍った体には結構きつい。平日も短時間でもなるべくチャレンジしたいものだ。だいたい子供を寝かしつけていると自分も沈没してしまうのだが。

今日は朝次男を連れて通院の後、昼から品川でオケの新年初練習。昨日の寝不足がたたったか、眠くて仕方がなかった。フィデリオの序曲は短いのにとても厄介な曲だと思う。明日は朝からアンサンブルの練習と新年会(といっても夕方から子守なのでほとんど飲まないと思う)なので、夕飯の準備をしておかなくては…

ところで今日練習に行く時に、長男から「たのしんでれんしゅうしてね!」と言われた。良いアドバイスである。

演奏会が1ヶ月後に迫ってきたので、チラシを貼っておきます。

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# by mako_verdad | 2023-01-07 20:30 | 演奏活動

帰省

何とか仕事を終えて本日より帰省。

年末ということで渋滞をある程度覚悟していたが、東北道も東北中央道も一度もなくて何だか拍子抜け。雪があまりなかったのも拍子抜け。

昼食では子供らがおにぎり(朝作ったもの)を計9個も食べて驚いた。昨日はミートソースのパスタを大人より食べてたし…

そして親からスマホの画像をPC経由でのプリントアウトするように頼まれたが、PCが古すぎるのとプリンタの性能が悪すぎるのとで全部印刷するのに3時間くらいかかった。

疲れたのでもう酒飲んで寝る。
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# by mako_verdad | 2022-12-30 19:12 | ひみつ活動

今年最後の練習

昨日は今年最後の練習、オケの管分奏。

今年三回目のコロナ騒ぎで今月ろくにさらえなかったので(せっかく確保していたスタジオも全部キャンセル)、自宅で少し練習してから電車で出かける。向かいの部屋では見知った団体がマーラー9番をやっていた。
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ベートーヴェン:トロンボーンはもっと渋い音になりますかね?とのご指摘。ほとんど出番ない曲だけど、さてどういう風にこだわって吹いたものか。

フランク:面白いもので、「これはワーグナーの曲ではない」と、Tuttiと同じことを言われるのであった。そして透明感のある響きを作るのはとても難しそう。個人的には、1楽章も3楽章も最後のチューバとのユニゾンが超楽しい。

3年ぶりくらいに訪れた店で餃子をたらふく食べて帰宅(この餃子の写真で、わかる人にはどの店かわかると思う)。やはり電車で練習に行くのは時間がかかる。今日も朝から遠方で用事があったので、さっさと風呂に入って子供らの枕元にプレゼントを置いて寝た。
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# by mako_verdad | 2022-12-25 10:05 | 演奏活動

タイヤ

子供が生まれてから初めて年末山形に帰省する予定なので、この機会にとスタッドレスタイヤを買った。

当初はレンタルでもいいかなと思っていたのだが、帰省を決めたのが遅かったせいか、どこの店ももう在庫なし。仕方なく購入することにした。

しかも購入すると決めてからもなんだかんだと先延ばしになり(我々夫婦の悪い癖)、結局高くても面倒の少ないディーラー任せにしたのであった。まあ、高かったけど(笑)。

雪道の運転なんて本当に久しぶりなので(結婚してからはやったことない)、十分気をつけたいものである。
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# by mako_verdad | 2022-12-18 21:00 | ひみつ活動

ハーリ・ヤーノシュのトロンボーン

先日、オケの選曲で久々にコダーイの名前を見かけたので、「ハーリ・ヤーノシュ」組曲をスコア片手に聞いてみた。なお、選曲に出たのはハーリ・ヤーノシュではない。

ハーリ・ヤーノシュの組曲は、高校2年生の時に吹奏楽版で全曲演奏したので懐かしい。5楽章のツィンバロンは、のちにプロになった打楽器の先輩がマリンバで代用していた。当時はユーフォニアムを吹いていたのでそれほど気に留めなかったが、実はこの曲のトロンボーンパートはとても難しい。バストロンボーンはオーケストラスタディにもよく出てくるパッセージがあるが、スコアをよく見ると、コダーイはこの曲のトロンボーンパートにどのようなトロンボーンを想定していたのかという疑問が生じる。もちろん、前述のパッセージでグリッサンドが多用されているから普通のスライドトロンボーンだろうと言われてしまえばそれまでだが、1926年に4幕のジングシュピールとして全曲が初演された当時のハンガリー王立歌劇場ではスライドトロンボーンが使用されていたのだろうか。

故・佐伯茂樹氏の著書で読んだことがあるが、かつてオーストリア=ハンガリー二重帝国(ハプスブルク帝国)の支配下にあったチェコや北イタリアでは、20世紀前半のある時代まではウィーンで開発されたヴァルヴトロンボーンを使用していたそうだ(「本家」のウィーンフィルでは1880年代に使用をやめてしまったらしいが)。確かに、ヴェルディやヤナーチェクの曲では明らかにヴァルヴトロンボーンを想定したパッセージがある。自分もマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」、レオンカヴァッロの「道化師」などイタリアオペラをいくつかやったことがあるが、スライドでは演奏が難しいパッセージがあったと記憶している。コダーイの母国ハンガリーはもちろんオーストリア=ハンガリー二重帝国だったわけで、ウィーンの影響も大きかったことであろう。

もしかすると初演の時はヴァルヴトロンボーンで演奏され、後の組曲版初演(ニューヨークフィルだったらしい)の際には現代と同じようにスライドトロンボーンで演奏されたのだろうか…など、色々と素人の妄想がはかどるのであった。


ハーリ・ヤーノシュのいくつかの譜例。

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①第4曲前半。1stと2ndはここは全音トリルなのでスライドトロンボーンのリップトリルでも演奏可能だが、バストロンボーンは半音トリルなのである。もちろん、F管のバストロンボーンだとして第4ポジションのDを起点にすれば第11倍音と第12倍音が半音の関係だから、理論上は可能か?
→追記 そもそも私の理解が間違っていてこれは全音トリルだったようだ。素人がヘタなこと書いちゃいけませんな。ただのトリルだとAs-H、フラットがつくとAs-Bということらしい。


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②同じく第4曲、有名な箇所。オクターブ下で同じことをやっているチューバがスライドではないので、トロンボーンも必ずしもスライドではないのでは?というのが佐伯氏の見解だったと思う(「グリッサンド」と書いてある楽譜にも解釈がいろいろあるだろうということ)。


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③第4曲の最後の部分。確かに現代のスライドトロンボーンで演奏すると実に物悲しく、落ちぶれたような感じが出て説得力があるとは思う。


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④第6曲の盛り上がる箇所。オプションで書かれた16分音符があってもなくても、果たしてこれはスライドトロンボーンを想定しているのだろうか?



もちろん、現代のバストロンボーンの名手にかかればスライドで難なく吹けるのだろう。どのCDを聞いてもプロの人は凄いなあと思う。

特にオチなく終わり。

# by mako_verdad | 2022-12-13 21:04 | 演奏活動

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


by makorim