「舞楽」
2008年 01月 27日
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新交響楽団 第200回演奏会
2008年1月27日 東京芸術劇場大ホール
指揮 小松一彦
【プログラム】
芥川也寸志 交響三章
黛敏郎 バレエ音楽「舞楽」
ストラヴィンスキー バレエ音楽「春の祭典」
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一番印象的だったのは、黛の「舞楽」。やってるほうは重労働でたいへんなんでしょうけど(T君によれば「かなりきつい」とのこと)、生で聞くと響きがとても面白かったです。一昨年の「涅槃」といい今回の「舞楽」といい、選曲が絶妙ですね。他のオケでも取り上げてくれないものでしょうか。
春の祭典はもっとはじけた感じの演奏になるのかと思いましたが、けっこう冷静で(もちろん、決めるべき箇所は全部きっちりしていて素晴らしかったですが)、バランスよく交通整理されているように感じました。T君の演奏は久々に聞きましたが相変わらず隙のない感じでお見事でした。ブラームス4番もよろしくお願いします。
新響、前にも一度聞いたことがありますが(いつだったか忘れた)、他のアマオケに比べると、やはり合奏時のノイズが少ないことと、管楽器の色彩感が豊かなこと、バランスがよいことを挙げることができるでしょう。もちろん上手い人が揃っているというのはあるのかもしれませんが、それに加えて、長い期間の地道で着実なトレーニング(あくまで私の推測です)がこのクオリティにつながっているのだと思います。
私ももうすぐ大曲の本番ということで、ただ楽しいだけでなく非常に刺激になる(どう吹くかについて考えさせられる)演奏会でした。
♪ザ・シンフォニカ 第43回定期演奏会
2008年2月10日(日)13:30開場 14:00開演
すみだトリフォニーホール(錦糸町駅から徒歩5分)
指揮 三石精一
【プログラム】
ヴェルディ 歌劇『運命の力』序曲
レスピーギ 交響詩『ローマの祭り』
ブラームス 交響曲第3番 ヘ長調
♪アンサンブル・メゾン 第20回定期演奏会
2008年2月16日(土)13:30開場 14:00開演
神奈川県立音楽堂(桜木町駅から徒歩10分)
指揮 寺本義明
【プログラム】
リュリ 「アルミード」前奏曲とパッサカーユ
オネゲル 交響曲第4番「バーゼルの喜び」
ブラームス 交響曲第4番