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交響曲第4番の魅力とは

いつ買ったのかはあまり覚えていないのですが、私はシベリウスの交響曲第4番のスコアを持っています。セシル・グレイ(イギリスの音楽学者)が「無駄な音符が1つもない」と評した、シベリウスの交響曲の中でも最高傑作と言われることのあるこの曲ですが、私には相変わらず謎のままです。

シベリウスは他に交響曲を6曲書いていますが、いずれも聞きやすいものばかりです。3番、6番、7番は1度聞いただけではわからないかもしれませんが、何度も聞いていくとだんだんとそのよさがわかってきます(と私は信じています)。ところが、4番だけは、スコアを見て何度も聞いたのですが、今一つピンときません。雰囲気も、かなり暗いです。

というわけで、この曲の魅力はここにある、というのを語ってくださる方募集中です。ちなみに、スコアは40分もある曲なのにめちゃくちゃ薄いです。長さがその半分に満たない交響詩『タピオラ』のスコアとほぼ同じ厚さです。
by mako_verdad | 2005-01-26 21:19 | 鑑賞活動

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


by makorim