Vers Epsival-05
2006年 06月 17日
といっても、今日は練習場所が直前になって変更になったり、急遽体調不良によって参加者が減ったりして今一つ不発でした。ツアーに同行してくれるT田君は私が割り振った難しいソロも初見で難なくクリア(オーケストラ版の「古風なメヌエット」に出てくるトロンボーンソロは、原曲のピアノ版にも同じような音型があるのです。私はピアノ版から編曲しました)。さすが。オケでやったことがあるとは言っていましたが。あとはドビュッシー。編曲者モワット氏の汚い手書きの譜面のせいで何が何だかわかりません。こんなもん出版していいんですか、×rass ×ind Publicationさん。こちとらミスがないか何度もチェックしてパソコンで浄書したものを決定稿としてPDF化していただいているのに…(それでもミスはあるのです)。その他、今日はテューバ奏者のうち1人が欠席だったのでもう1人の乗り番を中心にやりましたが、6年ぶりの「フランス・ルネサンス舞曲集」は懐かしかったです。好き嫌いは別として、思い出がよみがえります。
次回は7月に入ってからです。ここからが本当に本格的な練習になるかもしれません(ほとんど毎週練習があるから)。
さて、図書館で「ミヒャエル・ギーレンの芸術」4枚組CDを借りてきました(@TOWER.JPで検索しても引っかからず…)。なぜ急にギーレンか。それは、オケが南西ドイツ放送soだからです。そう、Epsivalの主催者であるEnsemble Epsilonのフランク・プルチーニ氏がこのオーケストラのソロトランペット奏者なのです。それで何となく聞いておこうかと思った次第です。彼が入団したのは1995年。録音がほぼ90年代なので、もしかしたら彼も録音に参加しているかもしれません。まだ全部は聞いていませんが、非常に魅力的なラインナップです(特にベルクとカーター)。ギーレンの得意分野がわかりますね。
詳細は以下の通り。
モーツァルト 交響曲第39番 変ホ長調
ツェムリンスキー 叙情交響曲
ベルク アルテンベルク歌曲集
ベルク 「抒情組曲」からの3つの楽章
ラヴェル バレエ「ダフニスとクロエ」全曲
バルトーク ピアノ協奏曲第3番
ショスタコーヴィチ 交響曲第12番「1917年」
カーター ピアノ協奏曲
カーター 管弦楽のための協奏曲
カーター 管弦楽のための3つのオケイジョン
これを聞き終わったら、今度はトロンボーンのブルーノ・フラウ氏がソロ奏者をやっているパリ・バスティーユpoの最近のCDも聞いてみたいと思います。
ちなみに、Epsivalの公式ページ以外でも、フィンランドのリエクサ・ブラス・ウィークのページでEnsemble Epsilonのメンバーの写真が見られます。
フランク・プルチーニ氏
ジャン=ピエール・セネデス氏
ブルーノ・フラウ氏
ティエリー・ティボー氏