前日練習(FBE)とウェッブ氏からのメール
2006年 06月 10日
さて、朝メールボックスを開けてみたら、バリー・ウェッブ氏(作曲家・トロンボーン奏者)からようやくメールが来ていました。何でも、イタリアに行っていて帰ってきたばかりだとか。最初は「私のメールがあなた達の演奏会に間に合うとよいのだが…」と始まっていました。明日我々が演奏する彼の“SEXTET”について、また、自身のプロフィールについて、色々書いてありました。私は彼にメールを送る際、昨年、彼が武満徹の「ファンタズマ/カントスⅡ」を演奏したことに触れ、「日本人として、自国の作曲家の作品がこうやって世界中で演奏されていることを嬉しく思う」と書いたのですが、それに対する彼の返信はこうでした。
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I am also glad you like Takemitsu's work...it is a great piece.I am afraid that I will never have the chance to play this(Fantasma/CantosⅡ) in Japan, because they always invite Lindberg!
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確かに武満といえばリンドベルイばっかり呼んでいますね、日本では。彼の演奏も聞いてみたいものです。
また、最後に自身のCDの宣伝が書いてありました。
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I will soon have some new CDs out:
Hoy! new music for trombone and percussion from Australia and the Philipines
and
Contemporary Classics for trombone. This will feature a selection of some of the best and historically most important pieces for trombone from the last 50 years.
Best wishes
And thanks again for your enquiry
Barrie
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ということで、作曲家とメールのやり取りをするという体験は初めてのことだったので、とにかく返事が来てとても嬉しかったです。明日の本番が終わったら、丁寧なお礼のメールを書こうと思います。
さて、今日はこれから「涅槃交響曲」の代奏に行ってきます。男声合唱(フィナーレの合唱は感動的です)も入るとのこと。うわべだけでも涅槃に到達した気分になって、明日の本番を迎えたいです。