Vers Epsival-01
2006年 04月 03日
周知の通り、Fireworksは今年フランスのリモージュで行われるEpsival(3月に来日したEPSILON BRASS ENSEMBLE主催の、金管楽器のためのフェスティヴァル)に日本アマチュアブラスアンサンブル組織代表として参加します。
日本アマチュアブラスアンサンブル組織(NABEO)の中では、我々は下から数えた方が早い(今回のNABEOでようやく最年少団体でなくなりました)若手団体で、非常に不安が大きいことは確かです。また、日本からゲスト参加している団体は、このフェスティヴァルに最初に参加された上野の森ブラス(プロ)以外は皆アマチュア団体ですが、他の諸外国(今年はカナダ、アメリカ、ルーマニア、ベネズエラ)から参加するゲスト団体は、何と全てプロなのです。心臓が押しつぶされそうなほど緊張しております。今から緊張してどうする。
【過去の参加団体】
2001年 上野の森ブラス(曽我部先生のページに詳しいレポートあり)
2002年 聖ヴァレンタイン・ブラスアンサンブル
2004年 スライドワーク
2005年 Good-up Brass Ensemble
実は、私は4年前のヴァレンタインのツアーに同行させていただいた経験があり、Epsival自体には2回目の参加なのですが、当時は周りの方々に迷惑をかけないようにしようという思いだけで頭がいっぱいでした。
しかし今回は、自分たちで結成したアンサンブルの初めての海外公演となります。すでに係分担を決め、向こうのマネージャーとの交渉、公演回数と滞在日数の調整など、準備は着々と進んでいます。私のパスポートはまだ期限切れではありませんでした。よかった。
このコーナーでは、Epsivalに向けての練習の様子や、その他あれこれを書いていきたいと思います。とりあえずプログラムに関しては、以下の4曲が暫定的にではありますが決定しております。本格的に練習が始まるのは6月の定期演奏会が終わってから、ですが…
♪クーツィール 独奏テューバと金管アンサンブルのための「ドン・ジョヴァンニの地獄落ち」
♪プレトリウス(パーサー編) 「テルプシコ-レ舞曲集」より
♪ラングフォード 組曲「ロンドンの小景」より
♪バルトーク(和氣愛仁編) ルーマニア民俗舞曲
↓2002年のEpsival、リモージュ公演でいただいた陶器。公演後、リモージュ出身のミシェル・ベッケ氏が楽屋を訪ねてくれました。