15年前のショックな出来事
2006年 03月 15日
15年前(小学何年生だっけ)のホワイトデーの日、私はとある女の子に、学校の帰りにバレンタインデーのお返しのお菓子をあげようとしました。しかし、その子は「いらない」と言って受け取ってくれませんでした。
がーん。
「何かもらったらちゃんとお返ししなさい」と教育されていたから当然お返しするべきだと思って、せっかくお小遣いを貯めてジャンプも買わずに用意したのに。別にその子のことを好きだったとかそういうことじゃなかったんですが(まだ恋愛感情というものをよく理解していなかったと思います)、どうも何かを誤解されてしまったようで、次の日には教室中にその話が広まっていました。恥ずかしくて私は教室の隅で泣いていました。以来、人前では何があっても泣かないように努力しています。
あの頃、「逃げ場がない」というのは非常に辛いことでした。
そして知ってしまったのです。子供はどこまでも残酷になれるということを。