アマデウス第九など
2006年 02月 02日
それがお開きになる頃に、レセプションを終えた先生とIP氏(本番1ヶ月前、トラで急遽第九の2ndラッパを吹くことになった)ご登場。閉店時間間際だったため、ほとんど先生とお話できませんでした。
現役生の皆さん、先生にはちゃんと礼を尽くしましょう。先生の寂しそうな表情が夢にも出てきました。
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♪麻生合唱団 創立20周年記念第九演奏会
1月29日(日) 多摩市民館大ホール
指揮 今村能
管弦楽 東京アマデウス管弦楽団
【プログラム】
ワーグナー 歌劇『タンホイザー』より 「歌の殿堂を讃えよう」
ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 「合唱付」 作品125
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頼まれていた雑用は結局やらなくてよいことになりましたので、演奏に集中できました。今回はFireworksから4人も出演するので、楽しみにしていきました。前プロのワーグナーはラッパが本体3+バンダ3の大型編成で、豪華でした。えび先生がバンダで活躍していました。そして第九ですが、指揮者の解釈や演出(※)にやや疑問を感じたものの、演奏は総じて素晴らしく、練習時間も少なかったであろうにあれだけの演奏をこなすことのできるアマデウスの弦はやはりレヴェルが高いと思いました。管楽器は、今回は特に第3楽章のオーボエがよかったと思います。緩叙楽章のオーボエの上手さというのは重要です。なお、ラッパのT王子は4楽章の上のAの音(フェルマータの箇所)を吹きまくっていました。何でも、秘密の奏法を編み出したとか。他にもアマデウスには、今でも楽器を続けている他セクションの数少ない同期の人が乗っているわけですが、オーボエのK原さんは相変わらずで(終演後ちょっと話しました)、コンマスだったK峰君はまだあの独特の色のヴァイオリンを使っていて、何だか懐かしくなりました。
ただ惜しかったのはホールの音響で、オケも合唱もがんがんに鳴らしているはずなのにステージと客席との間に壁があるみたいでまるで迫力がなかったということです。もっと大きくてよいホールで聞きたかったですね。
そんなわけで、往復の交通費+チケット代3500円を出した甲斐はありました。あと、私のジャーマンモデルは結局使ってはもらえませんでした。残念。次回(6月のオベロン+未完成)に期待します。どうか使ってくださいませ。>Kスガさん
(※)ソリストが出たり入ったりしてました。特に行進曲のところは、ソリストが本当に行進しながら入ってきて笑いそうになりました。団員の人達は平気だったのでしょうか。また、最後のプレスティッシモはフルトヴェングラー級に(?)速くてスリリングでした。いくらなんでもやり過ぎではないかと…。