ストラヴィンスキーってやっぱり…
2005年 10月 19日
今日は夜ぶらりと秋葉原の石丸3号館に行って来たんですが、いつのまにか「CD/DVD館」ではなく、「Jazz/Classic館」にバージョンアップしていました。嬉しいことです。品揃えの多さでは渋谷タワレコに劣るものの、輸入盤でたまに掘り出し物があったり、タワレコより安かったりするので、よく足を運んでいます。年末に購入予定のノートPCを物色するのが本来の目的だったはずなんですが、そっちはどうでもよくなっちゃいました。
で、1時間ほど散々迷った挙句にヤンソンス/オスロpoのストラヴィンスキー作品集(924円で「春の祭典」と「ぺトルーシュカ1947年版」入り)を買わずに帰ってきました。時間をやや無駄にしました。
それで思い出したのですが、昔買ったぺトルーシュカのスコアをよくよく見てみると、1911年原典版にも1947年版にも、バストロにハイCが出てきます。「火の鳥」のアルト記号といい、これはバルトークやヤナーチェクに匹敵する難易度の高い用法だと思います。下は下でかなり低いし。ストラヴィンスキーはトロンボーンにどういうキャラクターを求めていたんでしょう?春の祭典のハイD12連発(この話はMNMさんから聞きました)といい、プルチネルラの滑稽なソロといい、火の鳥のグリッサンドといい…。聞いてると面白いのですが。
ラルフ・ザウアー大先生のオケスタCDにもぺトルーシュカと火の鳥が入ってますね。さすがにハイD12連発は入っていませんでした。