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ロンドンブラスの新譜聞きました

今回の自主製作盤第2弾は、比較的最近出たものを集めています(ほとんどBrass Wind Publicationsから出版)。というか、93年までに11枚出してからアルバムはこれで3枚しか出していないんですね。やっぱりホルンのビッシルのアレンジが群を抜いて難しそうです(特に、リストのハンガリー狂詩曲第2番は超絶)。今度Festaでやる『ム・シ・デン』のやたらと難しいアレンジも、譜面をよく見たらビッシルでした。

しかし何といってもすごいのは、アルバムのラストを飾るP.ハートの『ハイドンの「驚愕」による変奏曲』です。この曲、トランペットにHigh-Fisまで出てくると噂されていましたが、聞いた限りではHigh-Gまで出てきています(アドリブ?)。しかもピッコロじゃなくて普通のB管なので、結構どぎついハイトーン効果を狙ったものでしょう。かなりかっこいいです。

ところでこの曲は昨年の春にFestaの曲決めで提出されて、技術的(?)な問題から見送りとなりましたが(今年も見送りになってしまいました)、NABEOで某テ◎プシコーレに先を越されてしまいました。悔しいので、来年はこのCDを持っていって、やりましょうよと強烈にプッシュしたいです。要するにAッキーさん(リーダー)の強烈なハイトーンが聞いてみたいだけなんですけど。

バストロンボーンも2箇所ほど面白いソロがあります。

さて、明日からの連休は岩井海岸で合宿なので、しばらく更新はお休みします。
by mako_verdad | 2005-09-22 07:38 | 鑑賞活動

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


by makorim