シューベルト漬けC-Dur風味
2005年 01月 10日
駅でY川(Trp、プロ並みの活動量)と合流し、さいたま芸術劇場へ。今日は16時から、I川さん(先輩、Trp)とFジヤ君(YFYのバストロ仲間)が出演する浦和フィルハーモニー管弦楽団の演奏会なのでした。「彩の国シューベルト・シリーズ」という企画で、シューベルトの曲を5年かけて全部やるのだそうです。今回がその最終回で、プログラムはロザムンデ序曲、交響曲第6番 ハ長調、交響曲第8番 ハ長調「ザ・グレート」でした。何と、全てハ長調です。終わる頃にはもうしばらくはハ長調の和音はいいやという気にもなりかけましたが、アンコールで変ロ長調のアヴェ・マリアだったので、少しほっとしました。
今回の収穫は、初めて聞いた交響曲第6番でしょうか。面白い曲だということがわかったので、今度シューベルトの未完成・グレート以外の交響曲にもアンテナを伸ばしてみたいと思います。
そして「グレート」です。オケのトロンボーン吹きなら一度はやりたい曲(?)です。私も、吹ける実力があるかどうかは別として、一度はどこかで演奏してみたいものです。今回の並びはトロンボーンが客席に近い位置だったため、Fジヤ君の音やスライドの動きもよく観察できて、楽しめました。演奏のほうは集中力溢れるもので、さすがは企画の集大成といったところでしょうか。演奏後はブラボーも連発されていました。私も、特に素晴らしい演奏だったオーボエ・フルートの方々(かねてから「浦和の木管は上手い」という噂だったので楽しみにしていた)や、I川さん、Fジヤ君が立たされた時は力いっぱい拍手しました。終わってから、舞台に残っていたI川さんに、Y川と一緒に手を振ったら返してくれました。同様に、休憩時間に舞台にいたFジヤ君に手を振ったら、照れくさそうに坊主頭をぽりぽりかいていました。彼、基本的にかわいいです。
ともかく、遠い与野本町(住んでる人ごめんなさい)まで行った甲斐があってよかったです。
次回の演奏会は5月15日(日)、ブラームスの交響曲第1番、シューマンのピアノ協奏曲、ベートーヴェンのフィデリオ序曲だそうです。