今年最初のシンフォニカの演奏会、無事終了。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
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ザ・シンフォニカ 第61回定期演奏会
2017年2月19日
すみだトリフォニーホール
指揮 高関健
ブラッハー/パガニーニの主題による変奏曲
ブルックナー/交響曲第5番 変ロ長調
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ブラッハーは、曲目解説にもあったが「管弦楽のための協奏曲」風にいろいろな楽器が活躍する面白い曲。特にクラリネットが活躍するので、バスクラ好きな私にはステージ上でも楽しかった。
ブルックナーの5番は個人的には3回目だが、高関先生の解釈はさすがで、発見がいくつもあった。2楽章のトロンボーンのコラールなど、なかなかうまくいったと思う。全体的にはバランス重視で美しい響きを心がけたが、金管奏者のお客様にはもしかすると物足りなかったのかもしれない。しかし全体の響きを壊してまで吹く必要もないので、これで良かったのではないだろうか。何より、演奏者も最後まで(ちょっとだけ)余裕を持って吹くことができる。
前日の練習から合計3回ブルックナーを吹いたことになるので疲労ははげしく、打ち上げではあまり酒が進まずに終わった。
最後に、今回はブルックナーのアシスタントとして熊本出身のUさんにお手伝い頂いた。高校時代から熊本のユースオケに出ていて、高関先生の指揮で毎年吹いていたとのこと。何とも羨ましい。少ない出番なのに出て頂いてありがとうございました。
次回は7/30、キンボー・イシイ先生の指揮で、バルトーク/舞踏組曲、ヒンデミット/ウェーバーの主題による交響的変容、ブラームス/交響曲第2番というプログラムです。