昨日はお手伝いでアルプス交響曲の4番トロンボーンを吹いてきた。3階席まで埋まって見えたが、来場者数1700名を超えたとのこと。素晴らしい集客力。
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東京楽友協会交響楽団 第100回定期演奏会
2016年4月3日
すみだトリフォニーホール
指揮 橘直貴
曲目
ウォルトン/行進曲「宝玉と王杖」
レスピーギ/バレエ組曲「シバの女王ベルキス」
R.シュトラウス/アルプス交響曲
(アンコール)
リャードフ/8つのロシア民謡より 第8曲「群舞の歌」
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コンマスのM氏ほか友人知人が多く出演しており、観客としては結構な回数足を運んでいるが、今回はアルプス交響曲にトロンボーンが4本必要ということで呼んでいただいた。トロンボーンには誰も知っている人がいない…と思いきや、新しく入団された1stのMさんは何度かアンサンブルの集まりでご一緒したことがあった。
それにしてもこんな重たいプログラムよくやるなあと、団員の皆さんのチャレンジングな姿勢には感銘を受けた。アルプス交響曲で自分が担当した箇所は、テクニカルな面ではかなり大変な部分もあるが(「頂上」のペダルトーンから始まる主題など)、緊張することもなく総じて楽しく演奏できたと思う。何しろめったにアマチュアでは演奏されない曲で、シュトラウスのオーケストレーションを現場で知るという意味でも貴重な経験になった。
アンコールは55年前(!)の第1回演奏会で最後に演奏した曲とのこと。100回の演奏会皆勤(!)のVnの方には指揮者の橘先生から花束が贈られるセレモニーもあって感動的だった。うーん、自分が75歳の時はトロンボーン吹いてないだろうなあ。
あまり練習に出られなくて申し訳なかったですが、皆様、お世話になりました。今度とも観客として楽しませていただきます。