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映画の中のクラシック音楽(1)

どこからでも更新できるのはいいですね。

先日、映画『昭和歌謡大全集』(原作:村上龍、集英社文庫/幻冬舎文庫)のDVDを見ました。原作はアナーキーで過激な話(おばさんグループと若い男グループが殺し合う)なので、映像化は難しいと思われましたが、わりと何の違和感もありませんでした。最後の調布市爆撃のシーンだけは合成っぽさが目に付いて興ざめしました。なお、面白さは原作の方が上でした。

しかし、そんなことを書きたいのではないのです。調布市爆撃シーンの直前、おばさんグループのそれぞれの様子が描かれます。その中で…樋口可南子の○○○ーシーンのBGMが、なんとなんとなんと、こともあろうに、

モーツァルトのピアノ協奏曲第23番(第1楽章)

なのです…

何でこんなところにそれを使うんだよ!と、23番の協奏曲がモーツァルトの中で最も(といってよかろう)好きな私としては、泣き出したい気持ちになりました。
by mako_verdad | 2004-12-31 18:31 | 鑑賞活動

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


by makorim