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5月22日の個人練習

夕方、後輩にCDを貸しに行くついでに基礎練習でもしようかと思って部室に行く準備をしていたら、雨。しかもホールは吹奏楽が使っているとの情報。というわけで、家にこもってウォームアップミュートで基礎練習をしました(ミュートつきだけど、やらないよりはやったほうがいいので…)。

本日のメニューは以下の通り。

#2拍ずつ半音下げるウォームアップ(トロンボーンの人なら何のことかわかると思います、ちなみに私は真ん中F→下B→上B→下F→上D→ペダルB→上F→ペダルFの倍音移動でやっています)
#全調のスケール
#全調の速い2オクターブスケール(俗称は恥ずかしいので書けません)
#リップスラー(ミュートをつけるとえらくやりづらいです)
#O.Blume:“36 Studies”の1-a~1-m,2,3,5,7,8,9,10,11,12,13,14,15,32,33
#T.Pederson:“Advanced Etude”の1,2(臨時記号が多くて難しいんですよう)

Blumeの教則本というのは、バストロンボーンのF管の動き(主に低音)を訓練するためのもので、他の金管楽器で言えばコープラッシュのようなものでしょうか。ところで、私は最近この本で「F管を使え」と指定してある音符を、Fis管とF管取り混ぜてやっているので、頭が混乱してきます。特に32と33は1オクターブ、2オクターブといった跳躍の練習で、もうわけがわかりません。指定テンポがかなり遅いのがまだ救いです。

また、Pedersonの教則本は、メロディックに楽しく低音の練習をしよう、というコンセプトで作られていて(たぶん)、それだけに彼らしい工夫がちりばめられていて、とても難しいです。15曲あるのですが、全部やったことはまだなく、最初の3曲で止まってます。

これらの練習を終えた後、昨日のデュファイの復習をしました。速いパッセージの練習を中心に。

ところで、デュファイの最後の最後に、2ndのカデンツァ(今のところFジヤ君が担当)が登場するのですが、その裏では1stが上のG、3rdがペダルGをフェルマータで伸ばしっぱなしなのです。時間に直すと約10秒です。テナーの人にとっては上のGなんて何でもないんでしょうが、バストロにこれはきついです…昨日も顔を真っ赤にしながら必死に吹きました。また、ペダルGをffで10秒も伸ばすのは物理的に不可能なので(ダグラス・ヨーとかブレア・ボリンジャーだったらできるんでしょうか)、昨日、Y山さんはどこでブレスするか迷っていたようでした。
by mako_verdad | 2005-05-22 21:13 | 演奏活動

1979年生まれ。某国立大学オケへの入団を機にバストロンボーンを始めました。現在はアマチュアオーケストラ「ザ・シンフォニカ」やいくつかのブラスアンサンブル団体で活動しています。2017年に子供が生まれたので徐々に活動縮小予定です。


by makorim