夏の終わり
2011年 09月 04日
さて、先週メロスの本番が終わった。これにて夏シーズンは終了、一区切りである。
-------
メロスフィルハーモニー 第16回演奏会
2011年8月28日 紀尾井ホール
指揮 中田延亮
【プログラム】
ウェーバー 「オベロン」序曲
ハイドン 交響曲第103番「太鼓連打」
シューマン 交響曲第3番「ライン」 変ホ長調 Op.97
(アンコール)
グリーグ 「2つの悲しき旋律」より 春
-------
今回は仕事の都合等でなかなかTrbパートが集まらず(何度か1人で練習に行った)、本番前日にパート練習を行うなどして対処した。
紀尾井ホールは6年ぶり2回目。素晴らしいホールだった。音響に助けられ、あまりがんばって吹かなくてもそれなりの結果が得られる感じがした。
シューマン「ライン」のTrbはご存知の通り4・5楽章のみの出番で、4楽章といえば例の荘厳なコラール風楽句である。1st(アルト)はホルンとユニゾンで非常に高い音を吹かなくてはならないが、Uさんは軽々とこなしておられた。久しぶりにご一緒させていただいたが、本番でのあのパフォーマンスはさすがとしか言いようがない。
私はファゴットの隣、コントラバスの前という配置のおかげでユニゾンが吹きやすかった。緊張する曲ではあるが、本番はそれほど緊張もせずに臨めた。
しかし、最後の最後でわけのわからないミスをしてしまった。これだけが悔やまれる。客席にはそんなに聞こえていなかったらしいが、周囲の人を動揺させてしまったはず。なぜこんなミスが?と自分でもわけがわからなくなったが、起こってしまったことだしもう取り返しがつかないので、「こういうミスをしてしまった」ということだけは忘れずにこれからの活動に取り組んでいきたいと思う。
9月は下旬にブルックナーの4番の本番があり、こちらも楽しみである。体調に気をつけてがんばります。